頼れるフリーランスの保険組合とは?

フリーランスのための保険情報ナビ

保険を賢く利用して、フリーランスライフをもっと快適に!

文芸美術国民健康保険組合

Pocket
LINEで送る

フリーランスが入れるのは、国民健康保険だけ?

フリーランスが入る保険として、まず念頭にあがってくるのは、国民健康保険でしょう。加入しないという選択肢がないこともあり、健康保険に入るしかない、と思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、クリエイティブ系のフリーランスであれば個人でも加入できる団体保険があります。それが、文芸美術国民健康保険組合です。

文芸美術国民健康保険組合とは?

文芸美術国民健康保険組合は、名前すらなかなか知られていません。はじめて聞いたという人も多いと思います。しかし、クリエイティブ系のフリーランスで頑張っていこうと思っている人、すでにフリーランスとして活動しながら国民健康保険に入っている人なら、利用価値の高い保険団体です。最大のメリットは、居住地がどこであれ年間の保険料が一律であり、所得が増えても保険料が変わらないということです。所得が多ければ多い人ほど、国民健康保険よりも文芸美術国民健康保険組合の方がお得になります。

文芸美術国民健康保険組合の加入条件

文芸美術国民健康保険組合は、この組合に加盟している団体の会員となっていれば、誰でも入ることができます。組合に加盟している団体とは、具体的には、日本イラストレーション協会であったり、日本エッセイスト・クラブであったり、日本映画ペンクラブであったり、日本広告写真家協会など、文芸・美術・映画・写真などクリエイティブな分野の協会や団体です。こういったもの以外でも、たとえば、いけばな協会や、東京版下書道組合、東京模様糊画組合といったものまであります。これらの専門団体の会員であれば、国内どこに住んでいても加入することができます。

文芸美術国民健康保険組合の保険料は?

保険に入るとなると気になるのは、保険料です。そもそも、国民健康保険の保険料が高いと思っている人も多いのではないでしょうか。もちろん、 文芸美術国民健康保険組合も、他の保険と同じように、単身であるか、結婚しているか、といった家族構成によっても、保険料は異なりますので、実際に負担することになる具体的な金額は個々に直接確認をする必要がありますが、大枠で見てみると、国民健康保険よりも、 文芸美術国民健康保険組合に入った方がお得だといえそうです。しかも、その差額は数万円にものぼる場合があります。所得額が増えるほど保険料も増えるのが国民健康保険です。国民健康保険料が負担に感じている人は、ぜひ一度比較検討してみてはいかがでしょうか。健康保険料は居住地域によっても異なります。健康保険料が高い市町村にお住まいの方にとっても検討価値の十分ある制度です。

おすすめ記事

About me

フリーランスデザイナーです。Webデザインがメインですが、DTPなどもやらせていただいています。自分のために収集したフリーランスにぴったりの保険情報を紹介します。

最近の記事

フリーランスは民間保険への加入で備えを万全に

フリーランスは自由で魅力的です。しかし、病気やケガで働けなくなった時の保障が少ないのが心配です。そんなリスクに備えるために、保険に加入することを検討しましょう。例えば、働けない状態を保障する保険やトラブル時の損害賠償に対応する保険があります。自分に合った保険を選び、安心して働ける環境を整えましょう。 続き

日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)

日本でもグラフィックデザインにおける需要が高まったこともあり、グラフィックデザイナーの福利厚生を充実するため日本グラフィックデザイナー協会が設立されました。グラフィックデザイナーが心置きなく仕事に専念するための環境を提供してくれます。加入条件はやや厳しいものになりますが、一度要件を確認してみてはいかがでしょうか。詳しくご説明します。 続き

日本イラストレーション協会(JILLA)

フリーランスで活躍するデザイナーやWeb製作者を悩ませる国民健康保険。活躍して収入が増えるほど、保険料が上がる仕組みに不満を訴える人が少なくありません。そんなクリエイターにおすすめな協会があります。加入資格のハードルも低く、保険組合にも加入できます。数ある協会のなかでも一番のおすすめをご紹介します。 続き

おすすめの記事

フリーランスの国民健康保険

会社員であれば会社が面倒を見てくれる保険ですが、フリーランスになると全てを自分でまかなわなければなりません。ほとんどの人は、国民健康保険に加入することになると思います。年金も国民年金の一本になってしまいます。まずは、フリーランスにおける健康保険と年金についてしっかり理解する必要があるでしょう。わかりやすくまとめましたので参考にしてください。 続き

フリーランスは年金で所得控除184万円?

フリーランスにとって、確定申告は納税額を決める重要な手続きです。年金や健康保険料は確定申告の際に、所得控除の対象となります。その他にも付加年金や小規模企業共済など控除になるものがいっぱいあります。将来に不安が残るフリーランスにとってこれらの保険を充実しておくことは将来に備えることと節税の二つの効果があります。ぜひ、一度詳しく見てみましょう。 続き

文芸美術国民健康保険組合

フリーランスである個人事業主は、国民健康保険に加入している人がほとんどでしょう。フリーランスだし当たり前と思っている人も多いのでは?実は、フリーランスでも国民健康保険以外に加入できる保険組合があるのです。クリエイティブ系なら文芸美術国民健康保険組合がおすすめ。あまり知られていない文芸美術国民健康保険組合についてご紹介します。 続き

フリーランスのための保険情報ナビ

Copyright © 2014 フリーランスのための保険情報ナビ All Rights Reserved.